「カカオへの探求、チョコレートへの挑戦」をテーマに、2013年12⽉に南⽶コロンビアにチョコレート工場を建設し、「CACAO HUNTERS」を⽴ち上げる。
カカオの品種の選定から発酵・乾燥、チョコレート作りまでを全て現地で⾏っている。
インターナショナル・チョコレート・アワードアメリカ大会2016、
世界大会2016では⾦賞/銀賞を受賞。2019年アメリカ大会でも9品を受賞。CACAO HUNTERSのチョコレートは、世界の有名パティスリーやレストランで採⽤されており、⼀流シェフからの⽀持も⾼い。
⺟なる大地に包まれ、
遥かな時代から受け継がれてきた
アルアコのカカオ
カリブの海を背景に、いくつもの⼭脈が連なる、
コロンビア北部シエラネバダ。
この地にルーツを持つ先住民族・アルアコ族は、
南米コロンビアという国が生まれる前から、
カカオを栽培していた、と伝承で語られている人々。
彼らのカカオは山の中でひっそりと遺伝子を継ぎ、
また新たなカカオと混ざり合い、この大自然の中で、
固有の香りを持つカカオへと形づくられてきました。
白ブドウやライムのように爽やかな透明感、
ハーブや花のようにやわらかで華やかな香り。
カカオの甘さを感じられる、唯一無二の味わい。
それは山奥で栽培され、秘境から届く特別なカカオ。
道のりはとても遠く、ときには農園まで山道を
徒歩10時間、さらに現地で愛され活躍する
“ラバ”と共に12時間も下山の旅路。
母なる大地、遥かな時代から受け継がれてきた
カカオのアロマと味わいを、心ゆくまで。
太平洋を望む深緑のジャングルに実る、
芳醇で濃厚なやさしい甘さ
トゥマコのカカオ
コロンビア南部、太平洋に沿って、うねるように入り組んだ海岸線。深緑に覆われた大森林を、潜るように蛇行する大きな川。
“ジャングル”という言葉がまさにふさわしい、熱帯の大地「トゥマコ」。
この地に息づくカカオたちは、多くの民族の手を介し、時間を旅してきた、多様性に溢れるものばかり。
かけ合わさったもの、遠くの土地から来たもの、どのカカオもその時間の中でこの土地の香りをまとい、この土地の味になっていきます。
そのおいしさはカラメルを思わせる甘いコクと、エキゾティックな⾹り。
世界中のカカオを旅してカカオハンターがたどり着いた、芳醇で濃厚な味わい。
太平洋の海風が微かにさざめく深緑の間で、黄色く、赤くカカオの実が熟していく。
太陽のやさしさに、生産者の素朴な笑顔。
あたたかな世界に、今日もおいしさが実ります。
