スシローカフェ部

コロンビア大使館にて、全国のスシローで数量限定で販売する「カカオ香る至福のガトーショコラ」のプレス向け発表会を開催。

食材に強いこだわりをもつスシローとカカオの魅力を知り尽くしたカカオハンター小方 真弓氏がタッグを組むことで、原料のカカオから製法、レシピ開発に到る細部までこだわり抜いた、全く新しいバレンタインスイーツが仕上がりました。

コロンビア大使館で開催したプレスイベントではトークショーと試食会を開催。CACAOHUNTERの小方真弓氏が世界中を旅し、たどり着いた赤道直下のコロンビア、トゥマコのカカオへの熱いこだわりを語りました。堀江 陽商品本部長も登壇し、スシローと小方氏のタッグでなければ実現出来なかったであろう、今回のガトーショコラへのこだわりについてディスカッション。コロンビアからカカオ生産者のグスターボ氏も加わり各々の熱い思いが交差するトークショーとなりました。

写真左から、堀江 陽、小方 真弓氏、グスターボ氏、スシローカフェ部 恩智 愛

試食会では素材からレシピまでこだわり抜いた、トゥマコで産まれたカカオ70%と53%のチョコレートをふんだんに使用した、芳醇で深みある味わいと口の中でほどけるように広がる甘い薫りを堪能できるガトーショコラを披露。バレンタイン時期に相応しい、プレミア感のあるスイーツを来場者に堪能してもらいました。

スシロー × CACAO HUNTERS  | スペシャル対談スシロー × CACAO HUNTERS  | スペシャル対談

カカオハンター小方氏との出会い

チョコレートの概念が
覆るほど
美味しかった
小方さんのチョコレート。

  • 堀江 陽(以下、堀江):一年程前にスシローカフェ部のメンバーから「面白い人がいるから会って欲しい」と、小方さんを紹介された事が出会いでした。ジーンズにTシャツ姿と非常にラフな格好で最初は驚きましたが、話を聞いてチョコレートの素材であるカカオへの熱い思いやその取り組みにスシローのこだわりと共鳴するものを感じ、非常に印象深かった事を覚えています。
  • 小方真弓(以下、小方氏):私も恐縮ながら堀江さんに初めてお会いしたときに、同じ志をもつ方だなと感じました。

  • 堀江:私たちは常にうまい魚をお客様に届けたい思いから世界中を飛び回り、上質でなおかつスシロー価格でご提供できるネタを探し出し、仕入れています。ですのでやはり、自分の口で食べてみないと判断が出来ない性分でもあり、小方さんに「一度、チョコレートを食べさせて欲しい」と伝えたところ、すぐに作ってきてくれて、食べたときに衝撃が走りました。49年間食べたチョコレートの概念が覆る程美味しく、思わず「こんな美味しいチョコレート食べた事ない、すぐ一緒にメニューを作りましょう」という言葉が先に出ていました。
  • 小方氏:そんなに感動してもらえると本当に嬉しいです。美味しいチョコレートを作る為に当たり前の事をやっているだけですが、グスターボさんをはじめとするコロンビアのメンバーと一緒に頑張ってきて良かったなと感じています。

厳選された素材への熱いこだわり

CACAO HUNTERSの
素材への使命感が、
スシローの想いや企業理念と重なりました。

  • 小方氏:美味しいチョコレートを作る為には、緑や黄色や赤の、健康なカカオを育てるところから始まります。コロンビア、しかもトゥマコのカカオにこだわった理由は樹齢100年を超える特別なローカルカカオも含む地域であり、約190タイプに分類可能な豊富なカカオがあるからです。カカオは味も薫りも種類によって異なる、バラエティー豊かな果物です。例えば後ろのパネルの赤いカカオは華やかな見た目でフローラルな果肉とエレガントな印象ですが、苦味が強いのが特徴です。茶色のカカオは地味な色合いですが、味は濃厚で抜群に美味しかったりとそれぞれ個性があります。そして、美味しいカカオを生産する為には鮮度も重要ですが、実は熟度も大切です。通常チョコレートを生産する場合はその全てを調整する事は難しいですが、我々はコロンビアというカカオの生産国で活動しています。生産者がすぐ近くにいる環境だからこそ、こだわり抜いたチョコレートの実現を可能にしているんです。

  • 堀江:魚についても同様で、生産者はスシローの為にこだわり抜いた素材を提供してくれています。だからこそ、素材の中からも選りすぐりの美味しいものを吟味しなければいけないという使命があるんです。我々は“スシロー基準”と呼んでおり、「普通」と感じる素材は選びません。「美味しさへのこだわり」という生産者からのバトンを受け取り、我々はその思いをお客様へ届ける役割を担っていると思っています。
  • グスターボ:我々がコロンビアでカカオの生産に注いでいる熱いエネルギーを今回販売されるガトーショコラを通して、日本の皆さまに届けられる事をとても嬉しく、又誇りに思います。

口に入れた瞬間カカオ香るガトーショコラを実現

両者の熱い想いが実現させた
カカオを堪能出来る
本格ガトーショコラ。

  • 小方氏:今回、ガトーショコラを作るにあたり、最も力を注いだのは薫りと口どけです。レシピ開発から携わらせて頂き、香料は全く入れずに本物のカカオの薫りが際立つよう緻密に設計しています。タブレット状のチョコレートは体温で溶けた時に薫りがふわっと広がる構造があるので、ガトーショコラでそれをどれだけ再現出来るかという挑戦が命題でした。おすしをお腹いっぱい食べた後でも、おいしく食べられるスイーツとして、甘くなりすぎないようカカオは70%と53%の2種類をブレンドしています。素材の品質へのこだわりは譲れませんが、スシローさんのお客様に喜んでいただけるプライスでご提供できるようにカカオ豆の選定にもこだわり、レシピ開発についてもスシローカフェ部の方と何度も試作を重ねました。
  • グスターボ:祖先から続くカカオの生産を代々引き継ぎ、伝統を守りこだわり続けたカカオが形となり、こうして日本の皆さんに食べていただけるなんて、魔法のように感じています。とても幸せに思い、私自身の気持ちもカカオのような優しい味に包み込まれています。
  • 堀江:小方さん、グスターボさんをはじめ、カカオハンターの皆さんに支えていただきながら、うちのスシローカフェ部のメンバーが試行錯誤を繰り返し、完成した商品です。スシローの使命である「美味しさに徹底的にこだわる」という考えは、「素材にこだわる事」だと改めて感じ、素材にこだわるという事は生産者の皆さんと繋がりをもつという、スシローが今後最も大切にしていきたいこだわりに行き着くと感じています。ぜひ多くのお客様におすしを召し上がった後のデザートとして「カカオ香る至福のガトーショコラ」を堪能していただき、「この価格で、こんなにうまいのか!」と驚きを届けられればと思います。

ProfileProfile

小方 真弓小方 真弓

カカオハンター

小方 真弓

「カカオへの探求、チョコレートへの挑戦」をテーマに、2013年12月に南米コロンビアにチョコレート工場を建設し、「CACAO HUNTERS」を立ち上げる。 カカオの品種の選定から発酵・乾燥、チョコレート作りまでを全て現地で行っている。
インターナショナル・チョコレート・アワード世界大会2016、アメリカ大会2016では金賞/銀賞を受賞。アメリカ大会2018でも6品で受賞。
CACAOHUNTERSのチョコレートは、世界の有名パティスリーやレストラン、百貨店で採用されており、一流シェフやセレブからの支持も高い。

グスターボ

グスターボ

コロンビアにて200世帯が加盟するトゥマコのカカオ生産者団体CorTepaz(コルテパス)のリーダー。両親と共に12歳からカカオの生産に携わり、現在30年を経るベテランのカカオハンター。トゥマコのカカオ生産と生産者の生活向上に向けてカカオの栽培の品質向上に尽力している。

カカオハンター ジャパン  |  https://cacaohunters.jp/カカオハンター ジャパン  |  https://cacaohunters.jp/

堀江 陽

スシロー

堀江 陽

あきんどスシロー時代より、商品の仕入を担当し、素材の目利きを極める。
仕入部長、商品部長、商品企画部長を経て、現在はスシローグローバルホールディングスの取締役執行役員 仕入/商品企画 管掌として国内・外の業務に従事。

小方流カカオの薫りの楽しみ方小方流カカオの薫りの楽しみ方

  • 1.パリッとひとかけ、舌の上に乗せる。 一口チョコレートを口に含んだら、舌の上に乗せてそのままゆっくり溶かしてください。トゥマコのカカオは苦味が柔らかく、カカオ53%のチョコレートはコロンビアのミルクを使用しているので日本のミルクチョコレートとは異なるマイルドで穏やかな味わいが特徴です。
  • 2.ゆっくりと深呼吸を繰り返し、カカオの芳醇な薫りを楽しむ。 鼻から息を吸ってゆっくり吐きます。さらにもう一度呼吸をし、息を吐いた時に鼻の奥にカカオの薫りがふわっと広がっていくのを感じてください。
  • 3.カカオの薫りの変化を楽しむ。 ゆっくりとリラックスして楽しむことで、広がる薫りが少しずつ印象を変えていく様を感じていただけます。例えばカカオ53%のミルクチョコレートの場合、溶けはじめに爽やかな薫り、次第にミルクのこっくりとした薫り、最後に濃厚なカラメルをイメージさせる甘い薫りが広がってゆきます。

※画像はイメージです。

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